なかなか夏が去らない2020年。
9月に入ったというのに35度とか(東京)。
西では強大な台風が通り過ぎてるし、今後日本はどうなってしまうのか。
(画像:特急の窓から撮影した虹)
このあとの「気候変動」とか「日本経済(世界も)」がどうなるかとか、ますますわからなくなってきた。
こういうときはアレだ、ちょっと奮発して美味しいものを食べに行くに限る!
今年は暑気払いにも行ってないしなぁ(というか、暑気が全然去る気配がない)
そうそう、最近、「硬いプリン運」に恵まれていて、とてもおいしいプリンを食べることができたんだった!
一番最初にプリンを紹介するか?!?(最後に出たデザートじゃん!)
いや、これがほどよい硬さなのにクリーミィという矛盾をうまく内包した食感だったんですよ!ここでまたおいしい硬いプリンに出会えるとは思ってもみなかった!
今回訪れたのはこちら。
日が落ちてもぜんぜん熱気が去らない熱帯夜でした。
店構えからすると、一見、”トラットリア”という感じがしない。。
一見、おちついた和風居酒屋、しかし内部はイタリアン、これもまた良い矛盾。
さぁ!この素晴らしいワイン蔵から今日は、どれを飲ませていただけるのでしょうか!
お店のシェフの方のお家にもワインセラーがあるって聞いたよ!真のワイン好きが選ぶワイン、今日は本当に楽しみです。
その夜はいろいろ飲ませていただいたけれど、私的にイチオシはこれかなぁ?
「Fol」甘いマスカットからできる、何故か辛口の白ワイン。
また飲みたいと思って通販サイトを探したけど。。入手が難しそうなんだよなぁ
さすが、ワイン蔵を持つイタリアンは違うなぁ。特別な入手ルートがあるんだろうなぁ。
この日はワインがメインになる、と感じたので食事の方はほどほどに。。おつまみ程度に。。と「軽めの」シェアコースを注文。
これが、軽くなかった(うれしいほうの誤解)。
前菜
燻製の香りがするポテトサラダやパテは、ワインによく合います。
生ハムメロンは食べたことはあるけれど、桃も生ハムに合うのね〜!
フルーツの甘さと、生ハムの塩味がうまく合うんだなぁ
このブッラータチーズ、メニューに川場ってあったけど、もしや人気の道の駅ランキングで選ばれてたブランドのような気がする、、
本当に新鮮じゃないとこのチーズはおいしくないんだよね。
おいしくないわけがないじゃん!
生ハムも桃もチーズも新鮮でめっちゃ美味しい!!!しかも、スパークリングワインに合う!
冷た〜いので乾杯だよね。
今年後半の健康を祈って!
揚げたて青のりのフリットをつまみながら、すっかり変わってしまった世界や生活について話し合った。
どうか、これからも美味しいものが食べられる、美味しいワインがいつでも飲める世界が続きますように。
右から:柑橘系の香りに惹かれて注文したMalvasia、真ん中は前出のFol、左はメニューになかったのに我々の(いや、主にわたしの)わがままを聞いてもらって蔵から出してもらったLANGHE。。。ポデーリ・アルド・コンテルノってネットであとで調べて、おののいてる私(^^;;;)
Folの後ろにある、「治療費、、」というのは、
自家製パスタ カヴァテッリ マッシュルームのラグー サマートリュフかけの料金の一部を、このメニューを開発したお仲間さんのシェフの方の病気の治療費にするそうだ。
大変だなぁ、このコロナ禍で。。ただでさえ、飲食店は大変なのに、そう、このお店も、今年の春に開店して、しばらくはテイクアウト営業を余儀なくされたらしい、本当に、飲食店(だけじゃないけれど)受難の時代だと思う。
ぜいたくにトリュフを削るのですよ、、
そうこの、自家製パスタ カヴァテッリ マッシュルームのラグー サマートリュフかけ、これがとっても美味しかった!どんなワインにも合うと思う。
こちらは、リングイネ イタリア産カラスミ ニンニクバターソース
う〜ん、全てがワインに合うようにできている。
そして、さっきの絶品、硬めのプリンで〆ですよ。
ほのかにお酒の香りがしたような気がする。大人だけが楽しめるプリンだね。
ちなみに、プリンの向こう側にあるのはイタリア風フルーツポンチ(マチェドニア)、パイナップルのシャーベットに隠れてホワイトチョコムースがあったそうな。
ごちそうさまでした。
洋酒の香るプリンの後はエスプレッソ(焼き菓子付)で本当の〆です。
そうそう、このお店、食器も素敵だったので、今度また行ったらワインだけでなく、そういうところも落ち着いて見てみよう!(今回は酒と食べ物に夢中すぎた)